昨年、長い間コーヒーを飲むと、心血関係の健康にどのような影響を及ぼすかを研究した結果を総合的に分析したいわゆるメタ分析(meta-analysis)論文が発表されました。 計127万人を対象に実施した36回の研究を分析して発表した結論は1日3~5杯の適正量(moderate amount of coffee)を飲む人たちが脳卒中、心不全など心血関係疾患に悩まされる確率が最も低かったということです。 5杯以上飲む人たちの場合にもコーヒーを全く飲まない人たちに比べて特別な健康の問題はありませんでした。
コーヒーは健康に有害ではありません。
ここで一つ押さえて越えなければならないのは私が今言っているコーヒーは添加物がないブラックコーヒーという点です。 砂糖と牛乳、クリーム、シロップなど各種の添加物を入れたコーヒー、あるいはコーヒー関連飲料は添加物のために健康に悪影響を及ぼすことがあります。
心血関係疾患にいいとコーヒーが全体の健康に有益な食品になることはないと思います。 他の病気との関係もうかがわなければならないでしょう。 コーヒーを飲みすぎることと、癌が関連があるという主張があります。 この主張を裏付けるだけの個別研究もありました。 でも、やっぱりメタ分析を利用して総合的に調べた結果、コーヒーが癌にかかる確率を高めていると見ることは難しい側面がありました。
むしろ癌、神経疾患と死亡率にいいです。
2007年に1日にコーヒー飲む量を二杯以上増やすと、肝臓癌の発病率が相対的に40%減少するという研究が発表され、この結果は、最近再び確認されました。 前立腺癌、乳癌とコーヒーの相関関係を研究した科学者らは、コーヒーが両ガンの発病確率に大きな影響を及ぼさないと説明します。
コーヒー、服用量と肺がんの発病確率の間の相関関係が発見されました。 しかし、正確に言えば、喫煙者たちの間だけでそうです。 つまり、タバコを吸う人の場合、コーヒーをたくさん飲むと、肺癌にかかる確率が高まったが、反対にタバコを吸わない人たちの場合にはコーヒーと肺がん発病率の間に何の関係がありませんでした。 結局、コーヒーを適当に飲むのは各種の癌の発病率を減らしており、増やしているとは見なし難いというのが数回繰り返したメタ分析の結論でした。
神経疾患とコーヒーの間の研究結果も興味深いことです。 最近のメタ分析はコーヒーを飲むのとパーキンソン病、記憶力減退、痴呆の間の関係を分析しました。 これによると、予防効果と呼ぶほどの関係を相次いで発見しました。 つまり、コーヒーを飲むと各種神経疾患に悩まされる確率が減るということです。 コーヒーと糖尿の間の関係を研究した結果も似ていました。
それでは総合的にコーヒーと死亡率の関係を一度考えてみましょうか。 最近、メタ分析手法を利用して、計1ベクマン人余りに関連する研究20本、17本をそれぞれ研究した二つのメタ分析結果は一言でコーヒーが死亡率を下げてくれということでした。 もちろん、このすべての研究がほとんど無作為実験(randomized experiment)をしなかったものです。 しかし、私たちの中に健康のために、意識的にコーヒーを飲む人はかなり珍しいです。 むしろ逆に、健康のために飲む量を調節しています。 このような理由でコーヒーと健康の間の関係を研究するとき、必ず無作為実験を実施しなければならないのではありません。
コーヒーを健康食品と認めなければならない。
結局、コーヒーが総合的に健康にあまり被害を与えない食品なのに、依然として多くの人たちの偏見によって、十分な待遇を受けなくています。 最近、米国農務省が改正した推奨献立を見ると、健康のためにコーヒーを飲んだほうがいいという内容が盛り込まれています。 政府や政府関連団体がコーヒーが健康に良いという事実を公式的に認めた初の事例と言えます。
そうとコーヒーを水のようにたくさん飲んではいけません。 どんなものでも過度にたくさん食べたら良くないです。 コーヒーが体にいいと言っても、子供にコーヒーを飲ませるのは依然として避けなければならないことです。 また、コーヒーあるいはカフェインを飲むと心臓があまりにも走って不便な人たちも、やはり健康のため、無理やりコーヒーを飲まなければならないわけではありません。 妊婦も同じです。 農務省推奨の献立を見ると、妊婦は一日に二杯以上コーヒーを飲まないのがいいです。 とにかくもうコーヒーは健康献立に入らなければならない食品なのでできます。
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